糖質オフっていうけれど
最近糖質オフの飲料などが流行っています。
あたかも健康的な雰囲気がありますよね。
ところで糖質ってなんでしょうか?
おそらくダイエットをしたいと思っている人で
この疑問に答えられる人は少ないかと思います。
簡単にまとめてみました。
糖質はご飯に含まれている
有名な事実ですが、糖質はご飯やパン、麺などに豊富に含まれています。そして糖質はグルコース(ブドウ糖)が結合してできています。
このグルコースが最も基本的な要素になります。
糖質が太るイメージがあるのはこのグルコースの過剰摂取が肥満の原因になるからです。
またグルコースは砂糖や果物にも含まれます。
グルコースが余ると脂肪になる
グルコースはエネルギー源として重要な働きをしますので、人間には不可欠の要素です。
ですが、余ってしまったグルコースは「脂肪酸」へと変換され、皆さんの大嫌いな「中性脂肪」へと進化します。
この怖い名詞「中性脂肪」のイメージが強すぎるため、糖質はまるで悪者のように扱われています。
だから糖質オフなんて言葉があるんです。
グルコースからATPができるんです
そう、ATPです。学生の頃に習いましたよね?!
ATP(アデノシン三リン酸)はリン酸が3つ付いているのでこの名前なわけですが、リン酸の結合がかなり強い力を持っています。
その結合が解消されるときに、強いエネルギーが発生するわけです。
このATPを効率良く作ってくれるのがグルコースなんですね。
だから必ず必要なものなんです。糖質は。
ちなみに脳のエネルギー源はグルコースだけです。
グルコースが足らないと頭が回らないんですね。
まとめ
糖質を制限するダイエットがありますが、個人的には反対です。
極度に痩せる目的があれば、糖質オフも必要かと思いますが
太らないことが目的のダイエットであれば
暴飲暴食さえしなければ、太ることはありません。
もちろん全く運動しないのであれば、話は違いますが。。。
結局ダイエットなんて
食事と運動のバランスなので、どっちかに偏っているうちは
ダイエットは成功しないと考えられます。